自分が小さい頃、本って読みました?
私は全くと言っていいほど、読みませんでした。
小学校の夏休みの宿題で、読書感想文があるのに、
全くやらずに遊びほうけて、
気が付くと夏休みが終わる8月末になっている・・・。
宿題のために嫌々読んでいるから全く頭に入らず、
最終的に本の裏表紙にあるあらすじを見て
泣きながら感想文を書いた記憶があります。
自分の子供たちには、
ぜひとも私と違う道を歩んでほしい・・・
本を好きになってほしい。
きっかけだけでも・・・と思い、
毎日寝る前に、本の読み聞かせをしたり、
誕生日プレゼントなどに本を織り交ぜたり、
幼稚園や学校の図書館だけでなく、
地元の図書館でも本を借りたりしています。
今は、長男(8歳)次男(5歳)二人とも、
本を読むことを好きになってくれてそうです。
少なくとも嫌いではなさそう。
そしてもう一つ、きっかけとして
やって良かったなと思っていることが、
子供に読み聞かせをしてもらう
です。
長男の時も次男の時も何回かやりました。
『子供に読み聞かせをしてもらう』が
良いな~と思うところはこんな感じです。
・子供にとって、一人で本を読めたという
成功体験を得られるところ。
・親にとって、子供の成長を間近で
感じることができるところ。
・(初見なら)親と一緒に絵本を見ながら、
この後どうなるのか1ページ1ページを
ワクワクしながら楽しめるところ。
・(子供が一度読んでいたら)最後のおちを
見せたくて、言いたくてしょうがないのに
我慢して読んではいるけど、我慢しきれず、
後ろのページをちらちら見せてくる
かわいい感じを見ることができるところ。
文字を読めるようになり、言葉の意味を
だんだん分かるようになってきた子供に
タイミングを見て読み聞かせをお願いしています。
初めは抵抗があって、読んでくれないのですが、
次の機会に、また次の機会にと
何度かお願いをしていると、
ま~しょうがないな~って感じで読んでくれます。
自然(?)とOKしてくれるまで待ちます。
最近も、次男に読み聞かせをしてもらいました。
地元の図書館で借りたこの本
カッパもやっぱりキュウリでしょ?
この絵本、
絵を見るだけでちょっとニヤニヤしてきて
題名も普通のことを言ってそうで
なぞの期待を持たせてくれるものだったので、
すぐに手に取って借りてしまいました。
数日後、次男が妻に読んでもらったようで、
急いで(在宅勤務中)仕事中の部屋に入ってきて、
面白いかった~!!!と報告してくれたので
こんな感じでお願いしました。
次男「お父さん、この本読んだ??面白いよ!」
私 「読んでないな~、今度読んでよ~。」
次男「え~いやだよ~」
私 「え~面白いんでしょ?お願いします!
読んでほしい!!お願い!!!明日は?」
次男「え~~~、・・・良いよ・・・明日ね♪」
さっそく翌日の夜に読み聞かせをしてくれました。
ゆっくりだけど、
文字一つ一つしっかりと丁寧に発音。
単語として分からなそうなところは、
私が補足で復唱して、意味を伝えながら。
読み終わったページにある絵を
二人で解説し合いながら。
おちが分かるページを見せようとしたり、
時々、おちのヒントを出してきたり、
早く面白さを伝えようとしながら。
おちが来た時、私が驚いているのを見て
少し誇らしげにしていたり。
30分くらいかけて頑張って読んでくれました。
次男に、面白かったことを伝えて、
ありがとうと感謝して、
めちゃくちゃ褒めちぎりましたね。
成長を感じた喜びもしっかり伝えて
最後は、ありがとう!!!とハイタッチ。
【絵本の説明(amazonより抜粋)】
カッパも やっぱり キュウリでしょ? (講談社の創作絵本)野菜のキュウリが好きで好きでたまらないカッパが、ある日出会ったのは緑色の謎の物体。よく見ると、その物体は生きていた! しかも、キュウリの輪切りそのもの! 驚きつつも、カッパは企むのです。このキュウリを食べてしまおう・・・・・・と。
この後、予想が全くできない展開で
カッパとその物体のやり取り、掛け合い、おちが
本当に面白かったです。
見返してもニヤニヤしてしまいました。
読み聞かせを1、2回してもらうと
自分で読むということに抵抗がなくなったのか、
自然と一人でも本を読むように
なってくれたような気がします。
なんとか私とは違う道を歩んでくれそうです。
実際、何がきっかけで本を読むようになったかは
分かりませんが、
『子供に読み聞かせをしてもらう』
も良いきっかけになったのでは!?
と個人的には思っています。
子供の成長を、子供も親も感じることができる
楽しい方法だと思いますので、
ぜひご興味があれば試してみてください。
本だけではないですが、
様々なきっかけを作ってあげるのも
子育ての楽しみの1つかなと思いました。
ではまた~。